今回は特別編として、読者からのお悩みを犬山紙子さんに解決してもらう「お悩み相談スペシャル」。交友関係で悩みを抱えている方、必見です。

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「交友関係の悩みにお答えします」
「交友関係の悩みにお答えします」

Q.子持ちの友達と集まっても、子どもが会話の中心になってしまいます。かつて集まっていたときのように、女子会っぽい話をしたいのに……。とはいえ、「子ども抜きで集まろう」と言うのも気が引けます。こんなとき、どうしたらいいでしょうか?

A.今度「○○について話さない?」と先に議題を提示して誘うといいと思いますが、友達が子どもを産んだ時点である種の諦めが必要。ただし、ママも子ども抜きで遊びたいと思っていることが多いです。

 友達と興味関心ごとにズレができてしまった状態なんですよね。一番は、他にしたい話ができそうな友達を作るのがいいと思います。興味関心が移ってしまった人に「その話はしないで違う話をしよう」と言っても、それは楽しいものにはならないですから。「変わらないで、前のままでいて」というのもかなり無理のある話ですものね。でも、そうやって距離ができても、友達って時間がたって向いている方向が合えば、また自然とくっついたりするんじゃないでしょうか。

 どうしてもその友達がいい場合は「今度○○について話さない?」と議題を先に提示しておくのはどうでしょう。ママになったからといって四六時中子どもの話をしたいわけでもないですしね。

 子ども抜きで会う場合は、その彼女はどこかに子どもを預けて出てくることになるんですよね。ベビーシッターさんだと安くても1時間1500円。つまり彼女は友達と会うためにお金を支払ったり、誰かに助けてもらったりして出掛けている可能性が高い。だから「子どもは抜きで」ってなると、彼女の参加する割合がぐっと下がってしまうのは、しょうがないことでもあります。

 でも、ママ自身も子どもを預けて遊びに行くのは楽しいしリフレッシュできること。だから、彼女の誕生日には子どもを見てくれる託児所を完備しているホテルやカフェなどでお祝いするのもいいと思います。「この時間だけはママであることを忘れてはじけよう!」って誘われたらきっとうれしいのではないでしょうか。