<おうし座> (4/20~5/20生まれ)

カント タイプ

 大地にしっかりと自分の足で立っている「おうし座」は、「地」を表す星座。食べることが大好きで、芸術や美意識などセンスのある人も多く、五感を存分に発揮できる分野では、優れた才能を発揮できるはずです。好きなことに対しては、しつこく繰り返し取り組む粘り強さも持ち合わせています。

 ドイツの哲学者カントは、1724年4月22日生まれのおうし座。彼ほど勤勉な哲学者はいないと言われるほど、真面目で厳格な人でした。カントの思想は「批判哲学」と呼ばれていますが、それは彼の代表的な著書に「批判」の2文字が入っているから。ただし、相手を攻撃するといった意味の「批判」ではありません。社会で常識とされている物事も、徹底的に吟味し直すという意味なのです。カントは、自分で納得できないことは受け入れない頑固さと純粋さを生涯持ち続けたのです。

 おいしいものを味わう。美しい景色を見る。気持ちのよい音楽を聴く。肌触りのよいものに触れる。いい匂いに包まれる。あなたの身体の五感に意識を向けましょう。何かに行き詰まってしまったら、自分で見たこと、聞いたこと、感じたことを思い出して。深く悩みすぎず、「自分の感覚」に忠実に素直になることで、だんだんと幸運体質になっていくはずです。

『人間は自分自身のうちに実際にある能力が存在することを知っている』