「好かれる相づち編」続き

(3)相手の言うことにちょっと「変化球」を混ぜて返す

 相手の言うことをそのままストレートに返すのも、もちろんいいのですが、ちょっと角度を変えてみたり、言い換えて表現してみると、話題が広がる&弾みます。

(例)
相手:「この近くに有名なおいしい和食屋さんがあるんですよ」
自分:「有名なおいしい和食屋さんですか。きっとおいしい日本酒もそろってるんでしょうね」
⇒おそらく相手は「そうなんですよ!」とか、「日本酒もそろってますけど、あのお店は焼酎の品ぞろえもすごいんですよ」など話題が広がるでしょう。

相手:「先日、上司が休みだったので、終業時間と同時に帰って映画を見に行っちゃいましたよ」
自分:「鬼の居ぬ間にって感じですか(笑)?」
⇒相手は「まさに!」とか、「ホント、鬼なんですよ~」とか、テンション上がり気味で返してくれるかもしれません。相手の言わんとすることをくみ取って、ちょっと言い換えるのがコツです。言い換えの表現力は、Webなどにもある「類語辞典」を見るクセをつけると自然と鍛えられますよ。