相手が女性の場合は要注意! 気を付けたいメイク&ファッション

 3つ目の事前準備は、メイクや服装などの「見た目」についてです!

 みなさん、TPOに合わせてメイクやファッションを変えるなど、普段から気を付けていらっしゃるところだと思います。パーティーなどフォーマルな場であれば、品のあるスーツやドレスにキッチリとフルメイクをされていくでしょうし、逆にアウトドアなどカジュアルな場では、ジーンズにシャツ、スニーカーを選び、メイクもナチュラルで快活なものにするでしょう。

 ただ、私がここでお伝えしたいのは、そうした非日常のシーンではなく、日常生活で度々訪れる初対面シーンの場合です。仕事先で初めてのクライアントとあいさつするとき、プライベートで知人から誰かを紹介されるとき、それこそ転職初日、お稽古事&スクールの入学初日などなど。

 そこで特に気を付けてもらいたいのが、初対面の相手が「女性」の場合です。

「初」の場だからこそ「ちゃんとしなきゃ」とつい頑張っていませんか? (C) PIXTA
「初」の場だからこそ「ちゃんとしなきゃ」とつい頑張っていませんか? (C) PIXTA

<事前準備その3>「相手が女性の場合は、装いは盛らない作戦!」

 女性は特に同性に対する目は厳しいものです。メイクや服装、アクセサリー、ネイル、持ち物など細部まで目に留まりやすく、その印象からどんな人かを判断する傾向があります。

 ですので、もし相手に好感を持ってもらいたいなら、メイクもファッションも最上級のガチガチ&キメキメのスタイルで行かないほうがよいです。初対面だからといって頑張ってはいけません。

 メイクはナチュラルで控えめに、洋服も新品ではなく何度か袖を通したもので、自分が肩肘張らずに着られるファッションが自分も相手も安心します。かといってラフすぎても礼節を欠くのでほどほどが大切ですが。

 頑張りすぎず、ちょっと控えめにするぐらいが相手も親しみを覚えるというもの。ガチガチ&キメキメでいきますと、特に女性は「なんかこの人、自分のことかわいい(キレイだ)と思ってるよね」などと、自分の中に眠る妙な嫉妬心や優劣心を呼び起こしてしまいます。まずは親しみやすいスタイル。それを初対面シーンでは心掛けるとすんなりと打ち解けやすくなります。

 さて次回は、「人見知りになってしまうそもそもの原因」や「初対面の場で相手に飲まれないコツ」をお届けします!

文/望月まろん 写真/PIXTA