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選択肢を○個に絞ると人はストレスなく買い物できる

2016年7月13日

多くても少なくてもダメ 最適な意思決定ができる選択肢の数は?

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 参議院選挙が終わりましたね。みなさんは選挙に行きましたか? 選挙前には、各ITサービス会社から選挙の結果予測がたくさん出るのも恒例となりました。予測だけではなく、みんなが何をどう考えているかの指標として、ビックデータを基盤にした口コミサービスやランキングサイトも多く見かけます。買うか買わないかの意思決定を助けてくれるツールがたくさん出てくる一方で、選択肢が多すぎて困ってしまうという声も増えつつあります。今回は、最適な意思決定をするために何に気をつければよいか、過去の研究を参考に紹介していきます。

なぜ、人は未来予測や口コミサービスが好きなのか?

 そもそも、なぜ私たちは未来予測や口コミが好きなのでしょうか?

選択肢が増え、意思決定サービスがあふれかえっています (c)PIXTA

 それは、損をしたくないからです。

 わざわざ時間を使って予測サービスや口コミサービスを見る。ときには有料のそうしたサービスまで活用し、情報収集にコストをかけるのも、「損をしたくない」という心理が働いているのです。同じ5000円を使うにしても、可能な限りおいしいレストランに行きたいし、可能な限り、自分の肌に効き目のある化粧品を買いたいものです。

 しかも、「みんなが知っているのに自分だけが知らずに損をする」という事態も回避したい。

 でも、選択肢が増え、意思決定サービスがあふれかえっている中では、選択や判断を前に情報収集の段階で疲れてしまっているという人も多いのではないでしょうか。

情報処理を繰り返すと脳が疲労する

 今、私たちの生活は、スマホから24時間いつでも商品に関する情報を得られるようになりました。それによって、生活の質が向上したのも事実です。ただ、このように選択肢が多いことが逆に、迷いやストレスの原因にもなり、脳疲労を加速させるという研究もあるのです。

 これは、TIME誌など各誌で取り上げられて話題になったマイクロソフトの研究ですが、スマホ依存で情報収集ばかりしている人の脳は、情報処理を繰り返して疲れ切ってしまい、記憶力・情報処理能力において、なんと金魚以下(!)になっているそうです。

 スマホ好きな私にとっては、耳が痛い話です……。
(ちなみに、スマホの使い過ぎで首のしわが目立つ若い女性も増えているようですね)

 では、どうしたらよいのでしょうか。

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崔真淑(さい・ますみ)
崔真淑(さい・ますみ)
マクロエコノミスト。Good News and Companies代表。昭和女子大学現代ビジネス研究所研究員。化粧品会社エイボン・プロダクツ社外取締役。1983年生まれ。神戸大学経済学部、一橋大学大学院(ICS)卒業。大和証券SMBC金融証券研究所(現:大和証券)では株式アナリストとして活動し、最年少女性アナリストとして株式解説者に抜擢される。2012年に独立。経済学を軸にニュース・資本市場解説をメディアや大学等で行う。若年層の経済・金融リテラシー向上をミッションに掲げる。公式ホームページ
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