「幸せ温度計ワーク」をやってみよう!
自分が使っているお金の中から、大事にしている支出、あるいは、大事にしたい支出に順番を付けるワークを「幸せ温度計ワーク」と呼んでいます。その方法は付箋を並べ替えるだけ。やり方はカンタンです!
大事なことは、支出金額の高さや、必要な支出だから、という理由ではなく、「自分がここにお金をかけると幸せ」「この支出だけは削りたくない!」という支出を重視すること。
金額の高い低いや、生きていくための必要性ではなく、「これはなくてもいいなぁ」とか、「どうでもいいや」という支出を優先順位の下のほうに並べるのです。
例えば、生きていくためには住む場所が必要ですし、住居費は家計の中でも高い支出になっていることでしょう。その住居費を「自分が毎日過ごす場所だから、自分が気持ちよく生活するための場所は大事!」と考えるのなら優先順位は高くなりますし、「住む所は必要だけど、寝れたら十分」と思うのなら、優先順位は低くなります。
繰り返しますが、このワークのポイントは、支出の高い低いではなく、自分が幸せになれる支出の優先順位。これを意識して並べ替えてみてくださいね。
2.付箋1枚につき支出一つを書き出す
(例)食費、日用品、洋服代、化粧品代、交際費、趣味のお金、ペット、水道光熱費、通信費、新聞代、交通費、住居費、車代、保険料、レジャー費、子どもの教育費など
3.支出を書いた付箋を、A4用紙に、自分が幸せになれる支出の順番に、上から下に並べる
さて、あなたにとって大事な支出は、どんなものが上位になりましたか。
あなたのお金の使い方は、知らず知らずのうちに、親や友達、会社や世間体など、いろんな人の影響を受けています。それを、「本当にこの支出が私には大事なの?」と、あえて自分に問いかけることで、自分が本当に大事にしているものに気付くことができるのです。