年金に種類があるって知ってた?
<年金制度問題の答え>Q.1 年をとって働くことができなくなったときにもらえるものは?
A. 65歳以降は、国民年金や厚生年金から「老齢年金」(いわゆる、老後の年金)がもらえます。
Q.2 障がい者になったときにもらえるものは?A. 障がいの状態によって、国民年金や厚生年金から「障害年金」がもらえます。
Q.3 扶養家族を残して死亡してしまったときに、遺族がもらえるものは?A. 残された家族の年齢や性別によって、遺族が国民年金や厚生年金から「遺族年金」を受け取ることができます。
さらに、健康保険と雇用保険の保障をみてみましょう。
Q.4 入院や手術で医療費が高額になったときに使える制度は?
Q.5 長期療養等で会社を休まなければならないときにもらえるものは?
Q.6 産前産後で会社を休まなければならないときにもらえるものは?
Q.7 子どもが1歳になるまでの間、会社を休むときにもらえるものは?
Q.8 退職したり、会社が倒産したけれど、次の仕事が見つからないときにもらえるものは?
Q.4 入院や手術で医療費が高額になったときに使える制度は?
A. 健康保険の「高額療養費」制度が利用できるので、医療費は一定金額内で終わります。
Q.5 長期療養等で会社を休まなければならないときにもらえるものは?A. 会社員には、健康保険の「傷病手当金」があるため、いきなり無給にはなりません。
Q.6 産前産後で会社を休まなければならないときにもらえるものは?A. 会社員の女性には、健康保険の「出産手当金」があるため、無給にはなりません。
Q.7 子どもが1歳になるまでの間、会社を休むときにもらえるものは?A. 雇用保険の「育児休業給付」があるので、無給にはなりません。
Q.8 退職したり、会社が倒産したけれど、次の仕事が見つからないときにもらえるものは?A. 雇用保険の「失業給付」があります。自己都合の時は、退職から3カ月後から受け取りますが、会社倒産やリストラの場合などは、すぐにもらうことができます。
このように、私たちは毎月納めている「社会保険料」によって、すでにこれだけたくさんの保障を持っているのです。せっかく納めている保険料なのだから、日経ウーマンオンラインの読者なら、賢く使わないとソンですよね。
では、本題に戻って、シングル女性に“お葬式代”となる死亡300万円は必要でしょうか?