もしものときには、壊してしまったモノの写真を撮ったり、現物を置いておいたりして、どんな手続きが必要なのか、加入している保険会社に確認しましょう。
なお、あくまでも「不測かつ突発的な事故による破損・汚損の補償」で補償されるのは、不注意や、うっかり、にて壊してしまったような場合です。故意や電化製品などの寿命は対象外ですよ。
火災保険は、加入している補償内容によっては身近に使えるものですが、存在を意識することがあまりないせいで、本当なら請求できたものを、知らずに自己負担で直している人もいらっしゃいます。「え~! 知らなかった!」と、後から残念な気持ちにならないためにも、この機会に加入している火災保険の中身を確認してみてくださいね。
次回は、火災保険に加入している人が無料で使える付帯サービスについて紹介します。お楽しみに。
文/前野彩 写真/PIXTA
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