「何かあったときのために、保険に入っておいた方がいいですよね?」
これ、ご相談者さんが家計相談でよく口にされる言葉です。
ほかにも、
「この保険っていいですか?」
「この保険、あまりよくないってネットで見たんですけど……」
とにかく「いいか、悪いか」のジャッジが気になるようです。でも、ちょっと待ってください。そもそも、あなたに保険は必要なんでしょうか?
簡単に言うと、保険を考えるときのポイントは3つあります。
2.不安か、安心か
3.損か、得か
自分には保険は必要か、不要か
まず、①必要か、不要か。
あなたが子どもや親を養っていて、もしもあなたが亡くなった後、その人たちの生活が困ってしまうというのなら、死亡保険が必要かもしれません。ただし、あなたが誰かを養っているのなら、残された家族は、国から遺族年金がもらえる可能性があります(詳しくは、次回お伝えします)。
実は、遺族年金や残された家族の生活状況を考えると、「もしものために」と死亡保険に入っている人でも保険が不要の人も少なくないのです。
また、「お葬式代ぐらいは残したい」という独身女性の方も多いのですが、お葬式費用って、そもそもいくらぐらいかかると思いますか?