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わたしとシゴト。

「既卒 やばい 人生終了」からの脱出

2016年10月20日

草野有砂(前編)ピンとくる仕事が見つからなかった学生時代

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既卒や第二新卒に特化して就職を支援するベンチャー企業「UZUZ(ウズウズ)」で働く草野有砂さんは、会社初のリモートワーカーとして意欲的に仕事に取り組んでいます。かつては自身も就活に向き合うことから逃げた「ダメな既卒だった」という草野さんが働く楽しさを知った、会社との出会いを振り返ってもらいました。

就職活動という発想がなかった

 今年の2月から、会社で初めてのリモートワーカー(在宅社員)になりました。東京のオフィスに出社するのは月に2、3回程度で、ふだんは茨城県の実家で仕事をしています。もともとは東京で勤務していましたが、個人的な事情で実家に帰らなければならなくなった私に、会社が在宅で働くことを提示してくれたんです。

UZUZ ディレクター 草野有砂さん

 実家から茨城県内の大学に通っていた学生時代、仕事や就職に関する明確なイメージは正直ありませんでした。教育系の学部に通っていたので、周りの友人は教員を目指している人がほとんど。就職活動をしている人は2人くらいしかおらず、そもそも就活するという発想がなかったんです。いま思うと恥ずかしい話ですが…。

 私自身は先生になりたかったわけではなく、実家から通えるという理由で選んだ大学でした。いざ進路を決めなければいけないタイミングになると、教員になることも考えて教育実習にも行きました。大変ではあるけれど、子どもたちはかわいいし、実習は楽しかったです。でもこれを「一生の仕事」と考えたときに、真剣に教員を目指している周囲の友人たちのような熱量が自分にあるかというと…無理だなというのが正直な感想でした

不安や焦りを身近な人には相談できず

 企業の説明会や選考会にもいくつか足を運んだものの、やりたいこともわからないまま地元の企業というだけで何となく選んでいたので、ピンとくるわけもありません。「これはやばい」と焦りだけが募るなかで迷走を続け、結局アルバイトばかりして過ごしました。私は考えることから逃げてしまったんです。

 そんな私のことを気にかけてくれる友人もいましたが、家族や友人は身近な存在ゆえに、プライドが邪魔をして相談しづらかったですね。恥ずかしさや負い目みたいなものがあって、結局話をごまかしていました。

 2014年の3月、あれよあれよという間に卒業を迎えます。真面目に考えすぎて行動できなかったとか、そういうきれいな言葉は当てはまりません。私はただの「ダメな既卒」になりました。

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