洋服・下着類は袋に入れて目隠し
衣類は、種類ごとに袋分けして収納するのが宮本さん流。下着類やインナー、靴下などは、ベトナム旅行の時に買った刺繍(ししゅう)入りの布袋に入れ、外から中身が見えないように目隠しをしています。
「実は以前、国内線の荷物検査で引っかかったことがあったんです。当時は衣類を袋には入れておらず、そのままの状態で詰めていたので、スーツケースを開けたら下着類も丸見えの状態。検査をする方が男性だったので、とても恥ずかしい思いをしたことがあります」
それ以来、見えてほしくない下着やインナーなどは、小分けにして袋に入れるように。中身が見えないようにしていれば、荷物検査でスーツケースを開けることになっても安心です。
「トップス類や下着類を専用の袋に分けていれば、スーツケースに詰めるときにもラク。どの袋に何を入れるかを決めていれば、『うっかり詰め忘れた……』ということも防げます。服は現地でも買うことが多いのですが、買えなかったときのことを考えて、泊数分は持っていくようにしています」
数多くの服が入っているのにスーツケースの中が整理されているのは、やはり種類別に袋に分けて収納しているから。この技を使えば、「靴下1足を取り出すために、すべての荷物をホテルのベッドの上に出して探す」なんていうことも防げそう。
「袋分けしていると、必要なものを取り出した後、すぐにスーツケースにしまえます。現地で荷物が散らからないので、帰り支度もスムーズですよ」
衣類をパッキングするときには、スカートなどのボトムス類を一番下へ。スーツケースの底に敷き詰めるようにして入れ、その上に、上着や下着類などが入った袋を詰めています。
冬物などのかさばる服を持っていく場合は、衣類をくるくると筒状に巻いて、スーツケースの端に詰め込むこともあるんだとか。端のほうは、意外に空間ができやすい場所なので、その部分を活用するといいそうです。