就活と転職、違いはジャケットのインナーにあり!

 「例外があるので、あくまでも一般論ですが、大きな違いは、ジャケットのインナーだと思います。

 インナーをかっちりした白ブラウスにして、ボタンをきっちり留めてしまうと、どうしても就活生のように見えてしまいます。同じスーツでも白のカットソーや柔らかい素材のブラウスなどを着て社会人らしさを演出している人が多いですね。

この服装だと、新卒の就職活動に見えてしまうかも…(C)PIXTA
この服装だと、新卒の就職活動に見えてしまうかも…(C)PIXTA

 あとはメーク。大学生ならすっぴんでも許されますが、社会人としては、派手にならない程度にきちんとメークをしていきたいものです」と話してくださったのは、マイナビの野澤綾子さんだ。

 ジャケットのインナーで学生との差をつけるといっても、一番大切なのは清潔感だ。

 色は白か淡色、応募先によっては、フリルやドレープなどがあってもいいが、あくまでも控えめなデザインのものをチョイスしよう。

 NGなのは、胸元が大きく空いたデザインや下着が透けるような薄いもの。「特に女性面接官の場合は、こうしたところに厳しい傾向があります。同様に、スカート丈が短すぎないか、ピチピチすぎないか、靴のヒールが高すぎないかといったところも、気をつけたいところです」