Q8.「紹介転職」のメリットとデメリットは?

A.事前に情報が得られるのがメリットです。ただ、注意点も。
 エージェントを頼らず、知人に会社や仕事を紹介してもらって転職する「紹介転職」。メリットはいろいろあるものの、やはり「知っている人がいるという安心感がある」ことと、「事前に情報が得られる」というところが大きいようです。一方、デメリットは、知人がいる分、「給与や勤務条件などについて聞きづらく、また交渉もしにくい」ことや、入社後、合わなかったときに「紹介者の手前、辞めにくい」ということが挙げられます。では紹介転職でうまくいく人、失敗する人との違いはなんでしょうか?

紹介転職でうまくいく人、失敗する人との違いはなんでしょうか?
紹介転職でうまくいく人、失敗する人との違いはなんでしょうか?

Q9.出産前に転職したほうがいいって本当ですか?

A.育休中、育休後すぐはやはり厳しいようです。
 育休中、育休後すぐの転職は不可能ではありませんが、やはり厳しいようです。というのは、どれほど両立支援の制度が充実した会社であっても、ワーキングマザーとして働く上では、職場からの理解、周囲の人の協力がなければ、働き続けることが難しいからです。転職してきたばかりで、まだ職場の人間関係もできないうちから「子どもが熱を出して急にお迎えに行かなくてはならないので、あとはよろしくお願いします」といったことが続けば、やはり周囲からの協力は得られにくくなります。理想的には出産の3年前までに転職し、一通りの仕事ができるようになってから出産する方が、産後復帰もしやすいようです。


Q10.職務経歴書はどう書けばいいの?

A.職務経歴書はきちんと「編集」するのが鉄則です!
 応募するときに提出する職務経歴書は、転職活動の第一歩。ここでつまづいていては、話になりません。“通る”職務経歴書を書くためには「編集」するのが鉄則です。求人に合わせて、記入内容に強弱をつけるなどの「編集」をすることで、採用担当者の印象は大きく変わり、面接に進める確率が高くなります。やってきた仕事をただ時系列に並べるのではなく、応募内容に合わせて強弱をつけた書き方にします。職務経歴書の書き方については下記の記事をチェック!


文/井上佐保子 写真/PIXTA

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