ステップ4:深みのあるレッド系口紅をぼかし塗り

 基本メイクでは、30代に似合う口紅の色はコーラルピンクやアプリコット系をおすすめしましたが、秋メイクでは深みのあるレッド系に挑戦してみましょう。

 輪郭をきっちり取って塗るとメイクが濃い印象になってしまうので、上下の唇全体にじか塗りでラフに塗った後、指で油分を押さえるように輪郭をぼかすのがコツ。

さらに、発色をプラスするために、唇の上下中央だけに重ね塗りを
さらに、発色をプラスするために、唇の上下中央だけに重ね塗りを

使用カラー:オペラ リップティント 06ピンクレッド 1620円(税込)/イミュカスタマーセンター

ステップ5:チークはピンクコーラルより落ち着いた色みを

 正解メイクの基本編ではコーラルピンクのチークをおすすめしましたが、秋メイクでは普段のチークよりもやや落ち着いた色みをチョイスしましょう。

使用カラー:メイベリン フェイスステュディオ Vフェイス ブラッシュ RD-1 1296円(税込)/メイベリン ニューヨーク お客様相談室

 過去の記事「寝坊しても○○だけはメイクして!10秒で顔が変わる」では、目の下のくすみをカバーしつつ血色をプラスするために、チークは黒目の下に丸く入れましたが、秋メイクでは深みのある目元と口元を生かすため、チークはあまり主張しないよう、やや外側に入れます。

 黒目よりもやや外側、小鼻の位置より上に斜めに。

こめかみのほうまで入れてしまうと古い印象になるので注意
こめかみのほうまで入れてしまうと古い印象になるので注意

 チークを入れるときに、鏡に対して斜めになると、チークの位置が顔の横側にズレてしまいがちなので、鏡に対して真正面を向くのがおすすめです。

鏡に対して真正面に
鏡に対して真正面に

 今回使用したカラーは肌なじみのいい秋色をチョイスしたので、参考にしてくださいね。実は、肌色や目の色、髪質などの違いによって、その人の魅力をさらに引き出すベストな色があります。それは次回お伝えしますのでお楽しみに。

聞き手・文/中島夕子 写真/稲垣純也