仕事の資料やPC、お弁当にマイボトルと働く女性の荷物は重くなる一方です。トートバッグのような手提げタイプは手が痛くなるし、ショルダーは肩が凝る……少しでも負担を減らしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そこで、日経ウーマンオンラインが、両肩に重さが分散し体がグッとラクになるリュック通勤を提案! 通勤スタイルにしっくりなじむオシャレなリュックを、スタイリストの植村美智子さんに選んでいただきました。

どのリュックも通勤におすすめです

オフィスファッションになじむ通勤リュックの選び方

 リュックと聞くと、アウトドアや学生の通学が思い浮かぶという人もいるかもしれません。でも、今は大人の女性向けのアパレルブランドからもたくさんリュックが登場しています。子どもっぽくならず、いつものお仕事スタイルに違和感なく合わせられるリュック選びのポイントをスタイリスト・植村美智子さんが指南します!

<ポイント1>素材はレザーやウールなど、いつものバッグと似ているものを選ぶ

 リュックを違和感なく通勤スタイルにコーディネートするコツは、いつも使っているお仕事バッグと似た素材のリュックを選ぶこと。お仕事バッグに使われるレザーやウール、目が細かく光沢感のあるナイロンといった素材は、カジュアルにならず大人っぽい印象があるので、リュックを選ぶときもそういった素材のものにすると失敗しにくいですよ。

 合成皮革(合皮)素材のリュックも多く出ていますが、日経ウーマンオンライン読者世代が購入する場合は、しっかりチェックが必要です。テカテカしていたりシワっぽかったりする合皮は安っぽく見えるので、質感が本革に似ているものを選びましょう。また、縫製が雑だと形崩れしたり、シワが寄ったりするので、縫製も確認しましょう。

 合皮は軽い上、雨でも気にせず持てるというメリットもありますが、本革に比べて角がすれたり、表面が剥がれやすいというデメリットも。合皮のリュックを買うなら、お手ごろ価格のものを選んで、傷んできたら買い替えるのがおすすめです。

<ポイント2>A4サイズ以上でフォルムがかっちりしたものを選んで

 あなたが通勤で使うバッグを選ぶときに重視するのはどんなことですか? A4版の資料が入るサイズかを必ずチェックするという人も多いと思います。このことからも分かるように、A4が入るサイズは仕事感が出やすいと言えると思います。これはリュックにも当てはまり、お財布とスマホ、ポーチくらいしか入らない小ぶりのリュックは、お仕事用には見えず、少女っぽく見えてしまいます。厳密にA4が入るかどうかは、仕事により必要性はさまざまだと思いますが、A4が入るサイズ感を目安に選ぶと、通勤スタイルにマッチするリュックが選びやすいですよ。

 デザイン面で言うと、フォルムがはっきりせず、クタッとしたものはどうしてもカジュアルでくだけた印象になるので、直線的でかっちりしたものがおすすめです。また、ロゴなどがないシンプルなデザインで、落ち着いた色のものであることも大切です。ショルダーは少し細めを選んだほうが、大荷物を背負っています! という迫力が出ず、スカートにも合わせやすいですね。とはいえ、細いショルダーで肩が痛くなっては本末転倒なので、荷物の量や重さと相談して選んでください。

<ポイント3>ゴールドの金具などアクセントが効いているものが◎

 デザインや色、素材以外にもリュックの印象を決める要素があるのはご存じですか? それはリュックに使われているファスナーなどの金具。小さな面積ですが、金具がシルバーかゴールドかだけで印象は大きく変わります。リュックのデザインがシンプルであるほど金具は目立つので、選ぶときは金具までしっかりチェックを。シルバーの金具よりゴールドの金具のほうが大人っぽく見えるので、通勤に使うリュックであればゴールドの金具のものがいいと思います。ファスナーの引き手がプレートのようになっているなど、金具がアクセントとして効いているものは、シンプルなデザインでもスタイリッシュになりますよ。

理想の通勤リュックを見つけるには

 シンプルで大人っぽいリュックを探すなら、いわゆるバッグ屋さんや百貨店のバッグ売り場もいいですが、アパレルブランドのショップもぜひチェックしてみてください。近ごろはバッグや靴までトータルで展開しているブランドが多く、そのブランドの服と合わせやすいデザインになっていることがほとんどです。自分がよく買うブランドのショップで探すと、普段のファッションになじむリュックが見つけやすいかもしれません。