さあ、やって参りました、2018年! 今年はますます充実した1年が過ごせるよう、目標を立てることから始めてみませんか? でも、立てただけで満足するのはNG。夢や目標をかなえるには、いくつか実践すべきことがあるのです。その方法を、すずまり姉さんに聞きました。

(登場人物)

やる子(30歳)すずまり姉さん(40代)
左:やる子(30歳)/仕事に対しては真面目で、やる気も十分なのに、なぜかいつも空回り……。ミスやムダが多く、残業しているのは自分だけという状況もしばしば。

右:すずまり姉さん(40代)/効率よくスマートに仕事をこなす。過去に数多の過ちをやらかした経験からミス、ムダ、残業を忌み嫌う。厳しさと愛をもって全力で後輩を指導中。

充実した1年を過ごすために。今年の目標、もう立てた?

 2018年の業務初日となる日経YARUKI社オフィス。休み明けの和やかなムードが漂う中、やる子は新年の挨拶をするべく、すずまり姉さんのデスクへ向かいます。

やる子 「すずまり姉さん、あけましておめでとうございます! 休みが長かったから、お会いするのも久しぶりですね~」

すずまり姉さん 「あけましておめでとう! やる子、ごぶサタデーだわね。今日は火曜日だけど」

やる子 「ごぶサタデーって……。今年も相変わらずですね。でも、その親父ギャグすら久しぶりに聞けてうれしいです」

すずまり姉さん 「喜んでもらえて光栄だわさ。戌年にちなんでワンダフルな1年にしましょ。ワンワン! ところでやる子、今年の目標はもう立てた?」

やる子 「あ~、まだちゃんとは決めてないんですよね。とりあえず、今月中には立てようかと思って」

すずまり姉さん 「出たわね、やる子のズルズル病が。そのままじゃ、ズルズル星人になっちゃうわよ。1月中とか言ってるうちに、2月になり3月になり、あっという間に11月くらいにワープしちゃうんだから」

やる子 「そ、それは怖いですね……。ズルズル星人もよく分からないけど、何だかズル~リとした見た目でイヤなヤツっぽいし。とりあえず、すぐにでも立てるようにしますっ」

すずまり姉さん 「でも、ただ立てるだけじゃダメよ。ポイントを説明するから、しっかり聞いてちょんまげ」

やる子 「お、お願いしますちょんまげ」

すずまり姉さん 「……いや、語尾に付ければいいってわけじゃないのよ。無理しないで」

え? まだ今年の目標、真っ白なの? (C) PIXTA
え? まだ今年の目標、真っ白なの? (C) PIXTA