名刺に情報をメモして見返せば、再会時の会話も弾みます

 名刺を見ながら「どんな人だったっけ……?」と考え込まずに済む秘策、それは、「余白にメモをすること」です。書く内容は、「初対面の日時」「場所」「案件」「紹介者」「話の内容」が基本。私はこすると消えるペン「フリクションボール」で書いていますが、直接書くのがイヤなら透明の付箋を使ってもよいでしょう。ちなみに、名刺交換したその場で書くのはマナーとしてNGです。名刺を持ち帰った後に書きましょう。

名刺に「初対面の日時」「場所」「案件」「紹介者」「話の内容」を書いておく
名刺に「初対面の日時」「場所」「案件」「紹介者」「話の内容」を書いておく

基本情報+αでコミュニケーションを深める

 上記の他、趣味や家族構成など、先方からプライベートな話が出たなら、それも書き添えること。以前、約2年ぶりにお会いした方がいたのですが、名刺に「ダイビングが趣味」とメモしていたので、「最近もダイビングをなさっていますか」と話題にすることができました。先方にも「そんなことまで覚えていてくれたんですね」と喜んでいただき、話も弾んだものです。

 なお、ご家族やペットの場合、「お嬢さん」より「○○ちゃん」、「犬」や「ペット」より「プリンちゃん」などと名前で呼ぶほうが喜ばれるので、名前を知ったときはぜひメモしてください。

趣味や子どもの名前などは残しておくと後で便利!
趣味や子どもの名前などは残しておくと後で便利!