雨の日のために用意しておきたい身支度と持ち物

 雨の日は、ちょっとした準備と心構えが必要です。まずは身支度。傘は当たり前ですが、晴雨兼用の日傘にすれば、自宅に何本も置くこともなくなります。

ぬれた傘でバッグの中身をぬらさないために

 もう一つ、ぜひ用意していただきたいのは傘カバー。折り畳み傘に付属の専用カバーではなく、吸水性の高い生地で作られたものです。これを使えば、ぬれた折り畳み傘をバッグにしまっても、中に入っているものをぬらすことはありません。シミになったり、書類がふやけてヨレヨレになったりもしないので重宝するはず。

ぬれたままバッグに入れると資料がぬれてしまいます (C) PIXTA
ぬれたままバッグに入れると資料がぬれてしまいます (C) PIXTA

 「傘カバーをわざわざ買うのは面倒」という場合は、スーパーなどに置いてある、ビニール製の傘カバーをリユースするのも一つの手です。

足元はぬれること、汚れることを前提に考える

 続いては靴。いつも履いている革製では、雨にぬれるとカビや劣化の原因に繋がるので、雨の日用にレインパンプスを準備しておきましょう。私は晴れた日にも履くので、十分、元が取れていると思います。それでも革製の靴を履きたいなら、出かける前に防水スプレーをかけてください。

 雨の日はどう歩いても跳ね上がるものなので、せめて汚れが目立たないものを身に着けるようにしましょう。同じ理由から、白など淡いカラーのボトムスも避けたいですね。

 ストッキングもダークカラーがおススメですが、年齢や季節的にもナチュラルストッキングがいいという人も多いはず。ひどく汚れたときのために、替えのストッキングを忘れ物ポーチ(「忘れっぽい人から脱却できる『化粧ポーチ収納法』」に忍ばせておくと安心です。最近は、ポケットに入るほどコンパクトな個包装タイプもあり、バッグの中でかさばらずに持ち歩けます。

まだある! 雨の日対策に必要な小物

 服やバッグに付いた水滴を拭くときは、ハンカチより吸水性の高いハンドタオルが便利。強雨の日や外出の多い日などは、2枚持っておくとよいでしょう。

 また、大切な書類を持ち歩くなら、防水対策は必須。封筒ぐらいではぬれてしまうので、複数のポケットを備えたクリアフォルダーや、スライダー付きフォルダーに入れましょう。その上で、ビニールバッグに入れれば完璧。書店で雑誌を買うと入れてもらえるビニールバッグは、A4サイズの書類がすっぽり入るので、使い勝手がいいですよ。