どうしても捨てられない…。そんなときはこの方法!

 前述のようにルールを決めても、なかなか捨てられないなら、使うか使わないかだけに絞って判断するのがオススメ。私はこの方法を「赤札作戦」と呼んでいます。

付箋を貼るだけ! 「赤札作戦」を決行しよう

 「赤札作戦」とは、ひとつの収納場所に狙いを定め、そのすべてのファイルに赤札代わりの付箋を貼って、要・不要を決める方法。付箋は粘着力の強いタイプがよいでしょう。貼ったら6か月間、1年間などと一定期間を設け、ファイルを使ったときに付箋を外すようにします。期間を超えても付箋が残っていたら、そのファイルは1度も見なかったということ。必要のない情報と見なして、スパッと捨ててしまいましょう。

付箋で保管期間を設ける「赤札作戦」12月20日になれば破棄してよし
付箋で保管期間を設ける「赤札作戦」12月20日になれば破棄してよし

 なお、この「赤札作戦」は自宅で実践するのもオススメ。私は洋服と靴でトライして、情を挟まずに捨てることができました。

スキャナーやデジカメを活用してデータで残す

 ここまでやっても、どうしても手放せない書類は、紙ではなくデータで残すようにしましょう。スキャナーで取り込み、パソコンに保存する方法です。これなら、紙のように場所を取ることがありません。捨てる際にシュレッダーにかけなくてよいので、時間と手間が省けるのもポイント。

 また、会議中のホワイトボードなどの大きいものは、デジカメで撮影して残すのがよいでしょう。関係者にメールで送付すれば、議事録を作成する必要もありません。