デジタル全盛のこの時代に、アナログの手帳を勧める理由

 スケジュールの管理に、皆さんはどんなツールを使っていますか? スマホやPCといったデジタル派も少なくないでしょうが、私がオススメしたいのは断然、手帳です。なぜなら、スマホでは電話をしながら見られないから。

 来週の予定を聞かれても即答できず、「確認してかけ直します」なんてことになると、お互いにとって時間のムダですよね。また、約束した日時を何かにメモして、通話を終えてからスマホに入力するのは二度手間ですし、転記モレなどのミスを起こす可能性もあります。

手帳なら余計なプロセスなく確認できる!

 さらに、サッと開いてすぐ見られるのも手帳の利点。スマホではパスワードを入力し、アプリを開いて……と、スケジュールにたどり着くまでの操作が必要となるため、相手に予定を尋ねられても即答できません。結果、「仕事が遅い」「スケジュール管理ができていない」などのレッテルを貼られた人もいます。

スマホは遊んでいると誤解される恐れも

 スマホで何をしているのかは、はた目には分からないもの。仕事中にいじっていると、遊んでいるように見えることもあります。ましてやお客様との打ち合わせ中に操作していては、「話を聞いていない」「無礼」と捉えられることも……。でも、手帳を開いて書き留めれば、「スケジュールをきちんと管理している」という印象も与えられるので、信頼度アップにつながります。

「もしかしてチャットしてる?」と思われることも… (C) PIXTA
「もしかしてチャットしてる?」と思われることも… (C) PIXTA