異動挨拶メールのNGポイントはココだ!

 お世話になった方や、これからお世話になる方へ送る異動挨拶メール。やる子はまず社内の人たちへ「長くて熱~い」メールを送りました。まず、これが不要! なのです。

社内は基本不要、送っても簡潔に

 本来、挨拶は顔を合わせながら、あるいは電話で行うのが基本。同じ職場にいるのだから、よほどの理由がない限りは口頭で伝えたいものです。仮に、リモートワークなどでなかなか顔を合わせるのが難しい社内の人がいたとしたら、挨拶メールはあくまで簡潔にし、その後、顔を合わせて挨拶をすればOKです。

 やる子は社内メールの作成に30分も時間をかけていた様子。効率のよい仕事とは言えません。文面に悩んだことが理由ならまだしも、ムダに長文のメールを書いていた可能性も否定できないですよね。

 私も以前、延々と自分の思い出をつづった異動挨拶メールを頂いた経験がありますが、正直、受け取る側にとっては不要な話題。自分のキャリアヒストリーを披露するなら、業務時間外にSNSでやれば十分なのです。

Bcc送信はNG

 さらに、送信方法にも問題あり! やる子は複数の先輩へ一斉送信をしたようですが、たとえ社内へBccで送るのだとしてもいただけません。一斉メールでは「あ、その他大勢の扱いなのね、へ~」なんて受け取られ方をすることもあるので気を付けましょう。社外へのメールはもっての外、です。