接待当日は相手が心地よく過ごせるよう、きめ細かく配慮を

 詳細が決まったら、口頭だけでなくメールでも案内するようにしましょう。日時だけでなく、お店の地図やURLなども記載しておけば分かりやすいし、聞き間違いも防げます。

会食中の振る舞いは相手の様子を見ながら

 接待当日は集合時間の30分前にはお店を訪れ、お客様を迎えるようにしてください。酒席が始まったとき、あるいは乾杯時などに、何を目的とした接待なのかを伝えるとスマート。また、会食中は、聞き上手を心掛けましょう。特にお客様や上司が話しているときは、話に割り込まず、控えめに構えて相づちを打つくらいがちょうどよいのでは? このほか、相手のグラスの空き具合にも注意し、タイミングよく注ぐようにしましょう。自分の酒量は抑え、くれぐれも飲み過ぎないように。

聞き上手になるのがいい!  (C) PIXTA
聞き上手になるのがいい!  (C) PIXTA

どんな話をすればいい? 仕事の話題はやっぱりNG?

 接待中に仕事の話をするのはよくないといわれますが、触れる程度なら失礼に当たりません。話題にするときは、日ごろの感謝の気持ちと「今後ともよろしくお願いいたします」の挨拶を伝えるようにしましょう。仕事以外に何を話せばいいか分からないなら、「お休みの日は何をなさっているんですか?」「学生時代、何かされていましたか?」など、当たり障りのない話題から入ると会話が広がりやすいですよ。