貯まったお金で何をする? 例えばこんな使い道

 いざというとき、あるいは老後に向けた貯金は大切。でも、それ以外にある程度まとまった金額が貯まったら、より質の高い生活を送るため、あるいは心を豊かにするために使うのもよいでしょう。

時短家電を購入して家事の負担を減らす

 私の使い道を例に挙げると、一つは洗濯乾燥機の購入です。天候に左右されない上に、留守中に洗濯から乾燥までお任せでき、干したり取り込んだりの手間もなくなって大満足。価格は高いけれど費用対効果が高く、時短した時間を仕事に回すこともできます。ちなみにこうした家電は、ボーナス時やモデルチェンジ前がグンと安くなるので狙い目。

年末の大掃除をプロに依頼! 仕上がりにも大満足

 もう一つの例は、家事サービス業者の利用。これまでは「お金がもったいない」「汚いのを見られたくない」と二の足を踏んでいた私ですが、とうとう昨年末、浴室とレンジフードの大掃除を依頼しました。

 きっかけは、女性管理職の友人二人の言葉。彼女たちは定期的に依頼しており、「お金はかかるけれど、その分、自分の時間がつくれるから心が豊かになるよ」と教えてくれたのです。ものは試しと依頼したところ、さすがはプロ、仕上がりの素晴らしいこと。自分で掃除していたら、この満足感は得られなかったと思います。もし、利用を迷っている方がいるなら、事前に見積もりを取って検討するのがオススメです。

お金が貯まる手帳の使い方のポイント

◆目標額と貯金予定額を書いて可視化する
◆モチベーションを上げるなら、貯まった額と使い道も書く
◆ショッピングの前に欲しいアイテムを書く
◆欲しいと思っても即決せず、手帳に書いて再検討を

やる子 「おおお~、セールの失敗あるある! 私、同じような服を持っていたことに気付いて後悔するケース、多いんですよね~。ちょうど今週末はセールに行こうと思ってたから、早速、実行します」

すずまり姉さん 「そうね。『コーディネートはこ~でね~と』っつー感じで、手持ちのワードローブを考えてから買いたいわよね。……って、あ~た、今月は今日が使い収めって言ってたじゃない。そんなことしてると、ずっと貯まらないままよ」

やる子 「うっ、確かに……。そんなことより、プロジェクト成功、お疲れさまでした! いや~、無事終わってよかったです」

すずまり姉さん 「そうね、お疲れさま! 今回の成功も、やっぱりアレのおかげですわ」

やる子 「アレって、何ですか?」

すずまり姉さん 「ほら、プレゼンのときは赤いネクタイがいいっていうじゃない。やる気も出るからって。私もあやかろうと思って、毎回、このジンクスを実践しているのよん」

やる子 「ネクタイじゃ、あやかれないじゃないですか。姉さん、赤いモノもそれほど身に着けてないし……。もしかしてパート2、赤いふんどしですか?」

すずまり姉さん 「ふふふん、甘いわね。女性しか身に着けないモノといえばあ~た、ブラしかないでしょ」

やる子 「なっ! 姉さん、赤いブラしてるんすか!」

すずまり姉さん 「ま、お気に入りはヒョウ柄だけどね。ワイルドだろぉ~」

やる子 「さ、さすがっす。……私も、週末のセールで赤いの探そうかな」

すずまり姉さん 「せっかくなら、超セクスィ~なのがいいわよ。私なんて……(以下略)」

 これ以上お聞かせできない話題を続け、時にはダジャレを挟み込むすずまり姉さん。やる子も酔いが進むにつれ、姉さんに負けないダジャレを繰り広げつつ、夜は更けていくのでした……。そんな二人の会話の内容はご想像にお任せします。来週も乞うご期待!

文/石川由紀子 キャラクターイラスト/小迎裕美子 写真/PIXTA、編集部