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女性に生まれて、よかった?

ハラスメントの多くが「なかったこと」にされる理由(2/3)

2018年3月13日

なぜハラスメントが生じ、被害者はそれを我慢してしまうのか

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ハラスメントとそうでない言動の違いとは

 受け手にとっては大きな心の傷となるハラスメント。ただ、第三者からは判断が難しいケースもあります。

 例えば、「上司に妊娠を報告したら『そろそろだと思った』と言われて嫌だった」というケース。もちろん、その場の空気は当事者にしか分からないものですが、「上司にプライベートなことを聞かれて嫌だ」と感じる人もいれば、「上司が仕事上だけでなく、自分のことを気にかけてくれていると知ってうれしい」と感じる人もいるかもしれない。

 もしかすると、この発言をした上司にしても、ハラスメントと受け取られるとは思いもよらなかったかもしれません。アンケートでも、「実は私がハラスメントをした側になったことがあります。自分でもショックでしたが、無意識のうちに妊娠中の後輩にひどいことを言ったようで、総務に呼び出され注意を受けました。気を使っていたつもりが逆にマタハラで困らせていたようです」という女性のコメントがありました。

 このように、相手との関係性や当事者の感情によって、ハラスメントと感じること・感じないことの線引きは曖昧になるのです。

 こうした曖昧さに対して鎌田さんは、「その人が『嫌だ』と思ったら、それはハラスメントだと思ってほしい」といいます。

 「そう言われると、細かな言動にまで気を配らなければならず面倒だと感じる人もいるかもしれませんが、たとえ面倒でもそうした『思いを巡らせる』こと自体が、ハラスメントをなくし、よりよい人間関係を築くための一歩になるはずです」

線引きが難しいハラスメント。思いを巡らせることが大事 画像はイメージ (C) PIXTA

 「日本ではずっと、組織のヒエラルキーの中で人間関係をつくることが当たり前になっていました。その影響もあり、『この人はどう感じるだろうか』という個人の思いを尊重するのではなく、『私はこういう立場だからこうしていい』『こういう立場だから、こういう我慢をするべき』といった型にはめて、人間関係を構築するようになったのではないかと思います。

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