手帳に手書きでちょっとした絵を描きたいけれど、なかなか上手に描けない……。そんな方にも簡単に手軽にチャレンジできる、手帳やバレットジャーナルに使えるイラストの描き方をお教えします。


 働く女性を支えるすてきな文具をご紹介する「胸きゅんステーショナリー」。第53回は、普段の文房具紹介とは一味違う「簡単イラスト講座」です。手帳にサラッと手軽に書ける、簡単なイラストの描き方をご紹介していきましょう。

ラインマーカーとゲルインクボールペンの2種類を使います

 今回は2種類のペンを使っていきます。組み合わせることで、描けるイラストの幅もぐっと広がりますよ。

まずはラインマーカー

 一つ目はゼブラの「マイルドライナー」シリーズ。蛍光ペンの色合いは、彩度が強くて激しい色合いのものが多く、使っているうちに目がチカチカしてしまうこともありますよね。そんな方におすすめなのが「マイルドライナー」です。蛍光ペンと違い、穏やかで優しい色合いが特長のラインマーカーです。

新色に10本が追加
新色に10本が追加

 ラインを奇麗に引ける太字と、細かいところへの書き込みがしやすい細字が1本になっている「マイルドライナー」。今年、新色が10色登場しました。イラストをかわいくきれいに仕上げられる、とても使い勝手のよいラインマーカーです。値段は各100円(税抜)。

穏やか綺麗な発色
穏やか綺麗な発色

 写真上から「親しみマイルド色」の5色(マイルドレモンイエロー・マイルドアプリコット・マイルドコーラルピンク・マイルドシアン・マイルドダークグレー)。

 続いて「晴れやかマイルド色」5色(マイルドフューシャ・マイルドマリーゴールド・マイルドシトラスグリーン・マイルドサマーグリーン・マイルドラベンダー)です。それぞれ色のテイストが違うので、思わずすべてそろえたくなります。

続いてはゲルインクボールペン

淡い色から渋い色まで幅広いカラー
淡い色から渋い色まで幅広いカラー

 二つ目は三菱鉛筆のロングセラーのゲルインクボールペン「ユニボール シグノ 極細0.38mm」。手帳を書く女性の多くは、定番の0.5mmの太さより細い0.4mmや0.3mmを使う方が多いんだそう。手帳でも5mm方眼のものが多く、細かく文字を書きたいときに重宝するペンです。

 「ユニボール シグノ 極細0.38mm」は細くてきれいな書き味が特徴です。インクはゲルインクを使用しており、滑らかに書けます。「ユニボール シグノ」は顔料インクが使われていて描画線がにじみにくく、鮮やかな発色と色あせにくいことが特徴です。長期保存したい手帳にぴったり。新たに12色が加わりカラーは全31色。値段は各150円(税抜)です。

細かい線が奇麗に書けます
細かい線が奇麗に書けます

 カラーは写真上からアップルグリーン・ブルーグリーン・プルシアンブルー・パープル・ライラック・ライトピンク・イエロー・ベージュ・カーキ・ブラウン・グレー・ダークグレー。今回はこの新色12色を使います。