営業女子の皆さんは、自分のファッションについてどんなことを考えて工夫しているのでしょうか。営業女子ならではのこだわりから、誰にでも参考になるポイントやブランド名まで、いろいろな意見が飛び出しました。

みんな、どんなファッションで営業に行くの? (C) PIXTA
みんな、どんなファッションで営業に行くの? (C) PIXTA
【アンケート概要】
◎日経ウーマンオンライン上で読者を対象に実施
◎調査期間:2017年12月19日~2018年1月21日
◎有効回答数:330人(うち、営業職経験者は136人)
◎平均年齢36.7歳、独身未婚58.2%、会社員59.1%

営業女子のファッションのこだわりとは?

 こだわりのポイントは、機能性と見た目、色でした。

<機能性>

とにかく歩きやすい服。お客さんや上司も男性で、彼らに合わせててきぱきと歩かないといけないのです(23歳、商社)

海外勤務で年中夏なので、手洗いのできるジャケットがマストです。デパートで試着をし、パンツにもスカートにも合うものを選んでいます。ブランドは、その時々により異なります(31歳、製造)

名刺入れが入るポケットが必ず付いていること。女性向けのジャケットはポケットが少なく、名刺入れが入らないものも多いので、選ぶ際には注意している。また、最近はスカートからパンツスタイルに変えた(31歳、情報通信・IT)

<見た目の印象>

男性の営業マンが多い業界なので、女性営業マンだからといってなめられないようにパンツスーツが多いです(30歳、卸売・流通)

訪問先企業の雰囲気、同行者の年齢やキャラクターに合わせて、バランスを取る。例えば、大柄な男性との外出は、明るく軽く柔らかい色・素材のトップスにする、逆に若者や女性と連れ立つ場合は、きちんと感のあるキャリア風ジャケットなど。頭を下げるので、インナーも胸元が開かないかどうかチェックする。価格帯が高い商材を取り扱っているので、ファッションは安っぽくならないように素材と縫製のしっかりした服を着る(41歳、情報通信・IT)

パンツスーツを選ぶのも戦略の一つです (C) PIXTA
パンツスーツを選ぶのも戦略の一つです (C) PIXTA

<色>

ファッションはジャケットに合うもので考えています。女性の先輩社員の方から、トップスやジャケットの中のインナーは暖色系など明るいものにしたら顔が映えるよ、とアドバイスをいただきました(24歳、サービス)

初対面の時は、白×ネイビーの組み合わせで柔らかい感じを演出。あとは、気分を上げるために自分が好きな服を着るということも心掛けています(27歳、情報通信・IT)

<その他>

肩幅が狭く、体形に合うスーツがあまりないのでセミオーダー or オーダーメイドでジャケットは選んでいます。また、肩凝り持ちなので生地が軽いかも重視。裏地は個人的にこだわりがあり、お客様に不快感を与えない範囲でカラーで遊んでいます(29歳、卸売・流通)

ジャケットはあまり流行を追い過ぎず、いろんな服に合わせやすいように、黒、グレー、ベージュ、それらの無地かストライプのもので、テーラードが一番使いやすいです。肩パットがしっかりし過ぎているとバッグを肩に掛けたときにカッコ悪くなるので、全体的に柔らかいものがおススメ(32歳、製造)