営業女子の皆さんにとって、「満足のいく結果」とはどんなものでしょうか。そして、契約を取るために、日ごろからどんな工夫をしているのでしょうか。なかなか聞けない営業の極意を教えてもらいました。

営業女子の8割は「満足のいく結果を出したことがある」

 営業女子の皆さんは、仕事で満足のいく結果を出した経験があるのでしょうか。

Q.「営業職」の仕事の中で、満足のいく「結果」を出した経験はありますか。
Q.「営業職」の仕事の中で、満足のいく「結果」を出した経験はありますか。

 質問したところ、「ある」と答えた人が45.6%を超え、「どちらかというとある」(33.8%)を加えると、8割近くの人が満足のいく結果を出した経験がありました。「ない」と答えた人は3.7%にとどまっています。

 「ある」「どちらかというとある」と答えた人に、どんな結果なのか聞きました。「ノルマ」や「表彰」など、営業職らしい言葉が多く挙がる中で、自分なりに満足のいく結果を出した人もいました。

結果が出ると、どんどん仕事が楽しくなるよね (C) PIXTA
結果が出ると、どんどん仕事が楽しくなるよね (C) PIXTA

<ノルマや目標を達成した>

トップ営業ではないが、ノルマは達成してきた(27歳、商社)

販売計画の達成。全国2位の実績を出せたこと(40歳、製造)

四半期中に関わった案件すべてにおいて、ノルマを達成し、質的にも理想の内容を維持できた。年収が1.5倍になった(41歳、情報通信・IT)

経験者を含む同期の中で未経験ながらも大きくノルマを達成し、部員の前でロールプレーをさせられた。恥ずかしかったけれど、コツを聞かれるなどして達成感もあった。その際の給与も評価額がプラスされた(34歳、商社)

<表彰・評価された>

営業100名中、半期1位のMVPを獲得した(27歳、情報通信・IT)

大型プロジェクトを完遂し、社内で表彰された。また、営業を離れた今でもお客様から連絡や相談があり、お付き合いが続いている(42歳、情報通信・IT)

年収は以前より100万円アップ。信頼度の低いお客様の信頼回復に貢献できた(28歳、情報通信・IT)

高額な商談を立て続けに成立させ、チームを引っ張る存在として認めてもらえた(28歳、医療福祉関連)

<自分なりに結果を出した>

断られるとすぐ諦めてしまう自分だったが、「絶対に売る」と決めた商品を、お客さんから何度も断られながらも粘り強く折衝して、結果的に売ることができた(24歳、情報通信・IT)

数字には反映されていないが、相手先では社名ではなく自分の名前で呼ばれていた(28歳、医療福祉関連)

今まで先輩方が取れなかった方から契約を取れた(33歳、保険)

金融商品なので、顧客から感謝されるとノルマ達成には代えられない達成感がある(25歳、金融)

医師から「患者さんがよくなった、ありがとう」と言われた(33歳、製造)

新規チャネルの開拓に成功し、周りの評価はもちろんのこと、自分自身の仕事に自信が持てた(29歳、製造)

関西を中心に営業していたが、社内の事情などを考えると別エリアを開拓する必要があると上司に提案し、東海地区を開拓した(33歳、婚活支援サービス)