仕事を頑張る女子にはぐっとくる

 『東京タラレバ娘』はアラサー女性へ向けたエールだと感じる人も。セリフだけではなく、話の展開やその場面自体に鼓舞されたと読者が感じたシーンをピックアップします。

仕事へのモチベーションと情熱を思い出し、仕事の楽しさに気づく瞬間 (C)東村アキコ/講談社
仕事へのモチベーションと情熱を思い出し、仕事の楽しさに気づく瞬間 (C)東村アキコ/講談社

20代後半になると、彼氏がいるかどうかが自分の価値を決めるように思いがちですが、まず自分がやっている仕事にやりがいを見出すことが大事だと感じました(26歳、その他サービス、専門職)

上手くいかないことが多いと全てが嫌になるし、経験を積むにつれて変なプライドも出てくるけれど、仕事に小さいも大きいもない。どんな仕事でもがむしゃらにやってやろうという気持ちになりました(27歳、医療福祉関連、営業事務)

仕事に打ち込み、達成感を感じながら飲むお酒のおいしさを思い出させてくれました。愛や結婚は相手ありきですが、仕事は自分自身でいくらでも努力できると救われるエピソードでした(33歳、物流業、倉庫内業務)

 仕事に生きるのも立派な幸せであり、リア充なんです! 次は、バンドマンとして成功を遂げた元彼のセカンド女となって傷ついた香の背中をKEYが押すこのシーン。