チリツモ浪費を減らす

M・Mさん(28歳・IT・営業)
・手取り年収:360万円
・手取り月収:20万円
・現在の貯蓄額:170万円

◆1カ月の家計簿
家賃:5万5000円/水道・光熱費:1万円/通信費:1万円/食費:3万円/交際費・服飾費・美容費:3万円/交通費:7000円/その他:8000円/貯蓄:5万円

 「毎日レシートを見て手帳に<お金を使った時刻><品目><値段>を書く」と言うM・Mさん。

1週間見開きを使用
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1. 購入時刻、店名、買ったもの、出費
いつどこで何を買ったかを書き、無駄遣いの品目と傾向を分析。

2. その日の出来事が分かる写真
出費メモだけでは味気ない。写真を貼り、見返すモチベーションに。

3. おいしかったお店のレシート

 すぐに気づいたのがお菓子や飲み物などコンビニでの買い物の回数の多いこと。1日の出費は数百円でも、“チリツモ”で月に5000円を超えてしまう。「1カ月の食費の予算が3万円。つまり1日1000~1500円が上限」を自覚。手帳の記録からチリツモ浪費のパターンを分析、「家からお茶を持って行く、間食のチョコはドラッグストアで買っておく」などの工夫で無駄をカット。月5万円の貯蓄ができるようになった。