机の上にモノがあふれていたり、必要なモノがすぐに見つからなくてイライラしたり。そんな「困ったデスク」を、仕事がはかどりミスがなくなる机に変える方法があります。
仕事の流れを振り返ることがデスクを整える第一歩
デスクの片づけと聞くと、「スッキリしているほどいい」と思ってしまいがち。でも、「仕事の内容によって机の片づけ方は変わります」と話すのは、コクヨ WORKSIGHT LAB.主幹研究員の齋藤敦子さん。
「必要なモノを必要なときにすぐ取り出せることが、効率良く仕事を進めつつミスがなくなるデスクの基本です」。
とはいえ、モノが多過ぎる状態では、必要なモノを正しい場所に収納するのも難しい。まずは机の上のモノの要・不要を見極めるところから始めよう。
理想的なデスクにするには、仕事の流れを振り返り、どこに何があると作業を進めやすいのかを見極めることが大切。一気にやろうと力まなくても大丈夫。モノの置き場所や置き方を少しずつ変え、自分にとって快適なデスクを整えていこう。
私たちのデスクではこんなトラブルが起きている!
◆必要な書類や情報が見つからない!
不要なモノを多く抱え込んでいて、どこに何があるのか分からないのが原因。仕事が滞ったり、ミスを招いたりしてしまいがち。
◆大事な書類を捨てちゃった/なくしちゃった!
机が片づいていないと、重要な書類を紛失したり、間違って捨ててしまったりといったミスが起こりがち。特に紙の書類などが多い人は要注意。
◆仕事がちっともはかどらない!
作業スペースが十分に取れない、仕事に取りかかるまでに時間がかかる、集中力が途切れるといった事態も、机が片づいていないことが一因。
そんなあなたに、次ページで今日からデスクの片付け上手になる5つの習慣を伝授します。