リビング

収納グッズは安易に増やさない
「収納グッズは『あれば部屋が片づくのでは』と思って買ってしまいがち。でも収納グッズを使いこなせるのは片づけの基本ができている人だけ。しまえる分しか持たず、不要品を処分するのが先と心得て」。

気になる雑誌記事はスキャンや写メでデータ化
「気に入った雑誌の記事は該当ページだけ切り取り、スキャンや写メをしてデータ化。そのほかのページは処分して、必要な情報だけをコンパクトに保管するよう心がけています」。

捨てるか悩んだ紙類は一時保管ボックスへ
「必要かどうかすぐに判断できない書類や資料などは、リビングのカウンター下に置いてあるボックスに一時保存。箱がいっぱいになったら見直し、必要なものだけを残して捨てます」。

下駄箱

靴は下駄箱に入る数しか持たない
「下駄箱には普段使いから、冠婚葬祭用や着物の草履など、すべてを収納。冷静に靴の傷みを判断できるシーズンオフに靴チェックをして、下駄箱に入る分だけ持つようにしています」。

クローゼット

洋服はハンガーに掛けて収納する
「洗濯物を畳むのが面倒だし苦手なので、衣類はできるだけハンガーに掛けて収納。畳まなくて済む上に、今ある服がひと目で分かるので、似たような服を買うことも減ります」。

この人に聞きました
前野 彩
前野 彩さん
ファイナンシャル・プランナー
自らの住宅ローンと保険で1800万円のムダを省いたFP。ラクする家計管理や女性が安心してお金を使える知恵をアドバイス。近著に『本気で家計を変えたいあなたへ』(日本経済新聞出版社)。

取材・文/瀬戸久美子

日経WOMAN2015年9月号掲載記事を転載。情報は記事執筆時に基づき、現在では異なる場合があります。