日本の女性に伝えたいドラさんの11のメソッド

1)経験も、できることも増えるから年を取るのは楽しいわ
日本の女性は年齢を気にし過ぎ。謙遜でも「もうトシだから」なんて言わないで! 年齢を重ねるほど経験と知恵が豊かになるし、自信が持てる。だから新しいことに挑戦できるんです。私もジャーナリスト、エッセイスト、フランス語教師、ワインの仕事など、興味のおもむくままに取り組んできたの。


2)きちんと結果を出せば、文句を言う人はいない
フランス人はヴァカンスをたっぷり取る分、生産性の高い働き方をしていると思います。日本では、自分の仕事が終わってもボスがいると帰れない人も多いようですね。でもするべきことをして、結果を出していれば、不必要な残業をする必要はないし、文句も言われないはずです。


3)どんなに忙しいときでも「女」である楽しみは忘れない
おしゃれをしたり、恋をしたり…。常に「女」を楽しむことが大切。ただ誤解しないでほしいのは、ほかのことより「女」を優先するのでなく、仕事も家事も育児も、時には介護もしながら、プラス女であることも忘れない、ということ。だから本当に忙しい! けれど、自分が楽しくなるためだから、頑張らなくちゃ。

(C)PIXTA
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4)やっぱり「アムール」! 愛は人生に不可欠なの
“アムール(愛)”は人生に絶対に外せないもの。言葉で自分の愛を伝えるのも楽しいし、スキンシップも楽しい。フランス女性は、忙しいとき、ストレスがたまるときほど、恋人や夫とのアムールの時間を大切にして、心を満たしています。仕事のし過ぎで恋愛や夫は後回しなんて、絶対にダメ!


5)citoyen(市民)は権利だけでなく義務もあると心得ているわ
フランスではcitoyen(シトワイヤン=市民)としての意識が高いの。選挙に行くし、政治や社会問題に対して思うことがあればデモもする。そうした動きが数々の法整備につながってきました。日本は今、古い社会が変わる過渡期だと思います。だからこそ働いて自立し、自分の意見を持つことが大事です。