作りおきするとおいしさアップ【メカジキ】
メカジキは夏が旬。カジキ類の中ではメカジキに脂質が多くパサつきにくい。体内でビタミンAに変わり、目や皮膚の健康を維持するレチノールや、細胞の酸化を防いだり、血流を促す働きのあるビタミンEを魚では比較的多く含む。
メカジキの切り身には、ほとんど骨がなく身がしっかりしている。「肉のように扱えるので魚料理が苦手な人にもお薦め」と柳澤さん。味噌、酢、白ゴマのマリネ液に漬けると、味がよくしみ込んで身がしっとり。「2〜3日置いたほうがおいしいから、作りおきに向きます」(柳澤さん)。マリネすると加熱したときにパサついたり、硬くなったりという失敗を防げるという。
しっかり味がついているのでそのまま食べてもおいしいし、チーズをのせて焼いたり、水を加えて煮るだけで味が決まる。
メカジキのゴマ味噌マリネ
身がしっとりとおいしくなる
<作りおき>
保存:冷蔵庫で3〜4日
<調理時間>
10分
<成分>(1食当たり)
238kcal、塩分2.1g、糖質3.4g
<材料>(4食分)
メカジキ…4切れ(320g)
長ネギ…1/2本
A
味噌、酢…各大さじ2
白練りゴマ…大さじ3
顆粒和風だし…小さじ2
塩…少々
水…大さじ2
<作り方>
1.メカジキは一口大に切る。長ネギは斜め薄切りにする。
2.耐熱皿に長ネギを敷き、その上にメカジキを並べ入れ、Aを混ぜ合わせてかける。ふんわりとラップをかけて電子レンジ(600W)で4分間加熱する。
3.メカジキの上下を返して、再びふんわりとラップをかけて2分間加熱する。