ポリフェノールたっぷり! ドリップコーヒーの淹れ方

 コーヒーの有効成分をたっぷりとるなら、やはりドリップがベスト。「ドリップは1杯分の豆10gから抽出した最初の約50mlに有効成分の90%が含まれる。だから、50ml濃縮エキスを作り、好きな濃さに薄めるのがいい」(岡さん)。

用意するもの(1人分)
ドリッパー、サーバー、ペーパーフィルター、コーヒー粉10g、湯(85~90℃)110ml

1. サーバーにドリッパーとコーヒー粉をセット

 ペーパーフィルターの底と側面を互い違いに折り、ドリッパーにセットする。粉を入れドリッパーを左右に振り、粉の表面を平らにならす。

2. 湯を注ぐ

 粉の表面から3~4cmの低い位置から、湯(10ml)を細くゆっくりと注ぐ。粉の表面が膨らんできたら、半分が平らになるまで待つ。

3. 粉を蒸らす

 水分が全体にしみ渡るまで、全体をじっくり蒸らす。サーバーに1、2滴コーヒーが垂れてきたらOK。

4. 再び湯を注ぎ、抽出する

 50mlのお湯を3〜4回に分けて注ぐ。中心から少しずつ注ぎ、外へ「の」の字を描くようにしながら、注いだ湯が落ちるまで待つ。泡が消える前に湯を注ぎ足す。

5. ドリッパーを外してお湯を足す

 雑味が入らないようにするために、粉が窪む前にサーバーからドリッパーを外して、抽出した50mlにお湯50mlを加える。