前回の『下腹すっきり ランチにおすすめ「オイルおにぎり」』では、オイルおにぎりでするっと出る2大理由をご紹介しました。今回は、基本のオイルおにぎりに全国各地のヘルシー食材をプラスした「ご当地おにぎり」をお届けします。いろんなオイルおにぎりに挑戦してみてくださいね。

1. 秋田県 いぶりがっこ+チーズおにぎり

発酵パワーをプラス

大根を囲炉裏の上に吊るしていぶし、米ぬかで漬け込んだ漬物「いぶりがっこ」と、カマンベールチーズを細かく切り混ぜる。漬物とチーズの乳酸菌で整腸作用も。

2. 山形県 だし+カツオ節おにぎり

野菜の食物繊維もとれる

キュウリやオクラなどの夏野菜とミョウガなどの香味野菜をみじん切りにして醤油などであえた山形の郷土料理「だし」とカツオ節を混ぜる。野菜の食物繊維で整腸作用がアップ。

3. 福島県 イカニンジンおにぎり

イカのタウリンで疲労回復

千切りにしたニンジンと、あぶって細切りにしたスルメイカを、醤油、みりん、酒、砂糖、酢であえた、福島県の保存食「イカニンジン」と黒ゴマを混ぜた。よくかんで食べよう。

4. 群馬県 下仁田ネギ+ジャコおにぎり

ネギで脂肪の燃焼を促す

群馬名産の下仁田ネギとジャコをさっと油で炒めて混ぜる。ネギに含まれる成分には、加熱により、脂肪を燃焼する褐色脂肪細胞の働きを促進するようになるものも。

5. 東京都 深川めし+菜の花おにぎり

脂肪の代謝を助ける

ご飯と一緒に、江戸前の貝、アサリを炊き込み、塩もみして刻んだ菜の花を混ぜる。アサリに豊富なビタミンB12は脂肪の代謝を促し、菜の花の辛み成分には解毒作用がある。