顔「下半分」が大切な理由

 「マスクをしていると美人に見えるのに、マスクを外すと“美人度”が下がって見えた」という経験はないだろうか。「“美人顔”に見えるかどうかは顔の下半分の影響が大きいから」(是枝さん)。

 顔下半分は、筋肉が衰えてたるみが生じることで、伸びて長く見える。そうなると、フェイスラインが崩れ、口角が下がり、“美人顔”から遠くなるだけでなく、老けて見える大きな原因になる。年齢は、顔下半分に表れるのだ。

 「顔の上半分:下半分=1:1〜0.85」が美人比。「筋肉を鍛えればバランスは必ず変わります」と是枝さんは強調する。

この人に聞きました
是枝伸子
是枝伸子(これえだ のぶこ)さん
アクアタウン歯科クリニック(名古屋市)副院長、デンタル美顔プロデューサー
日本大学歯学部卒業。歯科医の立場から、自身のコンプレックスをきっかけに「若くきれいに見える顔」を研究し、「デンタル美顔術」を考案。歯科医として治療にあたりながら、美顔の施術も手掛け、女優やモデルへの施術も行っている。著書に『顔下半分で美人に魅せる』(永岡書店)、『美人に見られたければ顔の「下半分」を鍛えなさい!』(講談社)など。
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取材・文/中野恵子(編集部) 写真/鈴木希代江、佐々木俊 スタイリング/椎野糸子 ヘア&メイク/依田陽子 イラスト/𠮷岡香織、三弓素青(筋肉図)

日経ヘルス2016年4月号掲載記事を転載
この記事は雑誌記事執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります

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