太りにくい&美肌になる めん類ランキング

めん類も繊維リッチなものがお薦めゆで過ぎには注意を!

めん類は長くゆでると消化・吸収が早くなる

 めん類は、全体的に白いパンや白いご飯に比べて消化吸収のスピードが遅く、食後の血糖値は上がりにくい。

 めん類の中でみていくと消化がよく食物繊維が少ないのは、精白小麦粉を使ったうどん、次にそばの実の胚乳のみを精製したそば粉が原料の更科と続く。

 パスタはめん類の中でも血糖値が上がりにくい代表選手のひとつ。食物繊維やビタミンを多く含む全粒粉パスタならさらに効果が高い。日本そばは、小麦粉にそば粉を混ぜたものがほとんどだが、そば粉の割合が高いほうが食物繊維も多く、血糖値の上昇もゆるやかだ。

 血糖値対策には吸収をゆるやかにするために、固ゆでを心がけよう。ネバネバ食材を組み合わせるのも効果的だ。

1位 ★★★

全粒粉パスタ(写真左)
小麦を丸ごと粉末に。繊維も多く消化吸収もゆるやか。

十割そば(写真右)
そばの実をまるごと粉末に。繊維もたっぷり。

2位 ★★

パスタ(写真左)
デュラム小麦が原料。めん類の中では消化吸収は遅め。

更科そば(写真右)
そばの実の胚乳部分を精製。食物繊維は少なめ。

3位 ★

うどん
精白小麦が原料。めん類の中では消化吸収が早い。

基本はアルデンテ

パスタは少し芯が残るゆであがり、アルデンテが基本。うどんやそばも固めにゆでよう。ゆでめんを使う場合は、熱湯にくぐらせて冷水でしめるといい。