ビジネスシーンで身につけたいスキルとして、いつも上位にランクインする英語。では、英語を使って仕事をしている人たちは、いつどのように英語を勉強して、どんなことに悩んでいるのでしょうか。英語を使って働くバイリンガルを対象としたアンケート結果から英語習得のヒントを探ってみましょう。
(ロバート・ウォルターズ・ジャパン調べ、調査期間:2016年8月29日~9月27日、有効回答152人)

苦労しているのは「スピーキング」と「リスニング」

英語で表現することは難しい……? (C) PIXTA
英語で表現することは難しい……? (C) PIXTA

 「職場で特に英語で困っていることは何ですか?」という問いに対して、1位「スピーキング」28.9%、2位「リスニング」28.3%がほぼ同ポイントで並びました。英語を使う主な場面として、「海外本社・支社や拠点とのコミュニケーションを会話やメールで行う」が44%と最も多いことから、スピーキングとリスニング力の向上が欠かせないと感じる人が多いようです。どちらも自分だけで学習することが難しいという共通点があります。

リスニングとスピーキングで困る人がダントツに多い
リスニングとスピーキングで困る人がダントツに多い

 また、「非英語圏の人たちの英語を理解する」ことに苦労しているという回答も複数ありました。非英語圏者同士のコミュニケーションは英語力が完璧でないことも多く、理解し合うためにより一層の努力が必要となるようです。