進捗管理や辞書、勉強のサポートに活用できるアプリ

 また勉強の手助けをしてくれるアプリを使いこなしている、上級者の声も聞いてみましょう。

「Audipo」というアプリを、資格取得講座の音声データを聞くのに使っています。速さが変えられるので、聞き流したいところは速く、じっくりききたいところはゆっくりにして聞くことができます。有料のアップグレードをすれば、前回聞いたところから続きの再生ができるようになり、通勤中などの隙間時間の勉強に重宝しています。(26歳)

「Studyplus」というアプリを使って、進捗管理や達成具合を把握しています。同じ目標を目指している人も多数おり、交流もできるので勉強の記録プラスαです。(32歳)

「iTunes U」がおすすめです。有名大学の講義が無料で聴講できます。(33歳)

子ども用に作られた、プログラミングの考え方を学ぶ「Lightbot」というアプリが楽しいです。パズル感覚でロボットを動かし目標を達成します。(27歳)

「Weblio」で知らない単語をすぐに調べられるので重宝しています。(39歳)

Lightbot
Lightbot

 最後に、アプリ以外にもスマホを使ったこんな勉強法があります。

対策のアプリは使用していないですが、ちょっとした時間でも勉強ができるように、学んだ内容を紙に書いたものを写真に撮り保存しています。仕事中のトイレ休憩の時や昼休みに見て勉強したりしています。(30歳)

今年こそ何か始めたい人は、スマホアプリから始めてみよう!

 一口に勉強のためのアプリは、本格的な資格対策アプリから、マイペースに楽しめるものまでその種類は様々。アプリに限らず、スマホの機能を使って勉強に役立てる方法など、使い方は自由自在です。

 また、アンケートの回答の中で非常に多かったのが、「空いた時間を利用して」「通勤時間に」など時間をうまく使っているとの声。いつも持ち歩いているスマホだからこそ、気付いたときにどこでもさっと取り出せるというのは一番の長所かもしれません。

 この春、何か勉強を始めてみたい……という人は、スマホアプリからトライするのもよさそうですね。

文/真貝友香