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実は逆効果 節約をさまたげる4つのNG行動

2018年8月29日

「節約しているつもり」が危ない 行動経済学から見る浪費パターンとは

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 こまめにセール情報をチェックしたり、ポイントをためたりして頑張っているのに、どうにも節約できない……と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。実は「お得」と思っている「行動そのもの」が浪費の原因となっている場合もあります。今回は経済コラムニストの大江英樹さんに、行動経済学から見る浪費パターンについて教えてもらいました。

節約をさまたげるNG行動1 「元を取りたい」

 お昼は食べ放題のランチビュッフェ、飲み物はドリンクバー、女子会はもちろん飲み放題プラン……と、何かにつけてお得なほうを選択し、「元を取りたい」と思っていませんか?

 「『元を取りたい』というのは、言い換えるなら『払ったお金以上の満足感を得たい』ということです。でも、どんなお店であれ、そんなに簡単に『元を取る』ことはできません

 例えばドリンクバーのコストを考えてみましょう。ファミレスなどでは300円程度ですが、原価は5~15円程度だといわれています。元を取るとなると30杯以上も飲まなくてはいけません。ビュッフェのメニューにしても店側は損失を出さないように設定していますから、元を取ろうとすると食べ過ぎてしまい、翌日には胸焼けをし、体重計に乗ったらさらにショッキングな事態に……ということも考えられます」(大江さん)

「元を取りたい」思いから、つい食べすぎてしまう食べ放題のビュッフェ (C)PIXTA

 また、飲食だけでなく、サービスに対しても「元を取りたい」という意識は働きます。

 「例えば面白いと評判の映画を見に行ったけれども、30分見てもつまらない、という場合。そのときに席を立てるでしょうか? ほとんどの人は『1800円のチケット代がもったいないから、最後まで見よう』と考えるはず。映画が面白くても、面白くなくても1800円は返ってきませんから、実は1800円のチケット代+2時間という損をしていることになります。でも、もし30分で思い切って帰っていれば、1800円+30分の損で済みます。

 行動経済学では戻ってこないお金のことを『サンクコスト(埋没費用)』といい、元を取ろうとこだわるほど損をしてしまいます。株式や投資に例えると、損切りができない状態ですね。サンクコストの呪縛にはまらないようにしましょう」(大江さん)

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