3.大手キャリアの「囲い込みサービス」は使い倒す

 大手キャリア3社は、ユーザー離れを防ぐために独自のサービスを数多く展開しています。

 「例えばauなら月額372円の『auスマートパス』、月額499円の『auスマートパスプレミアム』がありますが、映画館の料金が1800円から1100円になる(月曜日のみ)、人気雑誌が読み放題、飲食店の割引クーポンがもらえる、とかなりお得です。映画をよく見る人なら、1回見れば利用料の元が取れる。サービスは知らないまま、使わないままだと『ただのムダ』ですが、使い倒せばコスパもよく、生活を豊かにすることができます」と矢野さん。

 「また、大手キャリア3社以外にもさまざまなサービスがありますが、映画やドラマが見放題になるAmazonプライムビデオ(月額400円・税込)やNETFLIX(月額650円・税抜~)などを使えば、レンタルビデオよりも安上がり。私はダウンロードした映画を寝る前に見て楽しんでいます。有料サービス=悪者ではなく、使い倒せば生活が豊かになると心得ましょう。

便利なアプリはどんどん使いこなそう! 画像/PIXTA
便利なアプリはどんどん使いこなそう! 画像/PIXTA

 同じく便利なアプリも使いこなすべき。天気予報で雨雲の位置が分かればビニール傘を買わなくて済みますし、タクシーを呼べるアプリ、地図アプリがあれば外出先で安心です。私は外国人旅行者から道を聞かれて、翻訳アプリで案内ができたこともあります。

 使ったことがないサービスやアプリを使い始めるときは口コミをチェックするといいですね。ただ、一概には言えませんが、やけに文字数が同じだったり、語尾が同じだったりする場合は偽レビューの可能性も。信用できそうか、自分にとって必要かを見極めるようにしてください」(矢野さん)