シーズンごとのTo Doである衣替え。時間と手間がかかるわりに「自己流なので、これで正解なのか分からない」という人もいるのではないでしょうか。防虫剤の置き方から布団の干し方まで、衣替えの疑問をQ&A形式にまとめました

衣替えのギモンをQ&Aにまとめました (C) PIXTA
衣替えのギモンをQ&Aにまとめました (C) PIXTA

Q1 衣替えをするとき、引き出しに洋服はどれぐらい入れるのがベスト?

1 引き出しに目いっぱい入れる

2 引き出しの八分目ぐらい

3 引き出しの半分ぐらい

答え/2 引き出しの八分目ぐらい

 引き出しに洋服を詰め込み過ぎると、防虫剤の成分が行き渡らず、十分な効果が出ない可能性もあります。衣類はぎゅうぎゅうに押し込まず、適度な余裕を持って収納するようにしましょう。そのほうが洋服の出し入れもしやすく、どこに何をしまったかが分かりやすくなります。

Q2 機密性の高いマンションに住んでいれば、衣類が虫に食われる心配はない?

1 被害はない

2 被害にあう

3 季節による

答え/2 被害に遭う

 一軒家ではなく、機密性の高いマンションに住んでいたとしても虫食いは起こります。「外から飛んできた害虫が服に卵を産みつけ、その幼虫が衣類を食べるからです。害虫は気温15~25度、湿度60%以上で動きが活発になるため、梅雨時は特に注意が必要です。春の衣替えと同時に虫食い対策をしてください。(エステー広報丸野綾子さん)。また、害虫は「繊維のかたまり」であるほこりが好物。クローゼットの中にほこりが溜まらないよう、掃除を!

Q3 夏に比べて、汗をかかない冬。秋冬物の衣類はクリーニングに出さずに収納しても大丈夫?

1 OK

2 NG

3 直接肌に触れないアウター類ならOK

答え/2 NG

 夏に比べて汗はかかないとはいえ、皮脂は分泌されています。衣類に皮脂が残ったままだとシミや黒ずみの原因になるばかりではなく、衣類害虫の栄養源にもなります。見た目にそれほど汚れていなくても、皮脂以外にほこり、食べこぼしなどが付着している場合もあります。衣替えで収納するときには、汚れを落とす「しまい洗い」を徹底しましょう。