将来のために少しでも貯めたいと考えている人は、節約に関心が高いのでは。節約にも工夫が必要で、思い切って生活費を切り詰めても、無理をすると続かなくなってしまいますよね。そこで、全国の女性1000人に、支払い項目を見直すポイントや節約意識について聞いてみました。日ごろから上手に出費を抑えている女性は、どのような節約生活を心掛けているのでしょうか?
(JCB調べ、調査期間:2018年1月12日(金)~1月15日(月)、対象:20代~30代の女性1000名)
節約する理由1位は「貯蓄を増やすため」
まず、毎月の生活費を節約したいと思うかどうかを聞いたところ、「生活費を節約したい」と答えた人の割合は81.0%となりました。20代~30代の女性の大半が、生活費を節約したいと考えているようです。
お金を貯めて欲しいものを買ったり、老後に備えたりと、節約にはさまざまな理由があります。その中で最も多い理由とは、一体何なのでしょうか。生活費を節約したい理由を聞いてみました。
最も多かった回答は「貯蓄を増やしたいため」(55.9%)でした。続いて、「現在の収入が少ないため」(46.2%)、「老後の生活に備えて」(40.6%)、「手術や入院、収入が途絶えるリスクに備えて」(19.6%)、「買いたいものがあるため」(19.1%)が上位にランクイン。将来の備えのために節約を考えている女性が多いことが分かりました。「老後に備えたい」「万が一のときのために備えたい」という、不安を抱えた女性たちの声が聞こえてくるようです。
約半数の女性が「節約疲れを感じている」
とはいえ、簡単そうでなかなか続かないのが節約。実際に節約している人はどれくらいいるのでしょうか? 自分が節約を得意なタイプだと思うかどうか聞きました。
結果は、「節約が得意な人」は40.3%、「得意ではない人」は59.7%。節約に自信のある女性の割合は、半数に届きませんでした。
また最近、節約疲れを感じるかどうか聞いたところ、「疲れを感じる人」が47.5%、「疲れを感じない人」が52.5%となりました。女性の半数近くが「節約疲れ」を感じているようです。