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国谷裕子さん「自分を責める女性」を増やしてはいけない

2016年4月22日

最終話:自分が気付けなかった「働く女性を取り巻く問題」に踏み込む

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週2~3回、夕方に5kmの距離を走るのがストレス解消法。「無心で走っていると、インタビュー相手へのいい質問が浮かんだりするんです」

 『クローズアップ現代』をはじめ報道の最前線に長く携わり、ダボス会議(世界経済フォーラム)では世界の第一線の専門家のパネルディスカッションを仕切る。働く女性たちが憧れる「カッコいい存在」である国谷裕子さんだが、「私は悪いロールモデルです」と自嘲する。「男性の長時間労働の働き方に合わせることで、キャリアを築いてきた」というのがその理由だ。その言葉の裏には、女性たちの働き方支援に対する強い思いがある。

 働く女性を取り巻く大きなうねりを国谷さんが強く意識し始めたのは、2010年のこと。「女性の社会進出の遅れが経済成長の妨げになっている」という問題意識によって提唱された「ウーマノミクス」という言葉を初めて知ったことがきっかけだった。

 「ウーマノミクスという言葉は今から十数年前から提唱されていたにもかかわらず、私は全く知らなかったのです。たまたま経産省の方から、『APEC(アジア太平洋経済協力会議)で女性と経済をテーマにした国際会議が行われるので、モデレーターをお願いしたい』と依頼され、その会議への参加を機に、女性の多様な働き方の支援がいかに大切かということを知りました。世界的なムーブメントになりつつあるそうした動きが、全く自分のアンテナに引っかかっていなかったことがショックでしたね。『クローズアップ現代』でも、そうした問題をきちんと吸い上げていなかったのです」

 国谷さんの問題提起によって、2011年に初めて『クローズアップ現代』で「ウーマノミクス」を取り上げた番組を放送。他の先進国に比べて、結婚や出産で仕事を辞めてしまう女性が多い日本の問題点を指摘し、女性たちの活躍や働き方を支援することが経済を活性化させる――そんなメッセージを伝えた。国谷さんは、APECの会議で知り合った女性たちとネットワークを築きながら、働く女性を取り巻く問題を制作陣に提案し続け、番組化されることが増えていった。

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