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「地方でデキる人」は「東京でもデキる人」

2016年2月29日

「“うまくやる”ことが難しいときでも“丁寧に、一生懸命に”はできる」

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 東京で華やかな映画業界での仕事を経て、29歳で実家に戻り、酒蔵の蔵元を継いだ尾畑留美子さん。多くの困難を乗り越えて、数々の賞を受賞する「真野鶴」をつくり、海外にも輸出。一方で、廃校で酒造りと情報発信を行うなど、新しい地方活性の流れをつくり出している尾畑さんに、地方を拠点に働くことについて聞きました。


情報とお金が回って教育機会が豊富な都会 育児がしやすくのびのび暮らせる地方

 東京に住んで、映画業界でバリバリと仕事をこなした後、故郷の佐渡島に戻り、実家の酒蔵を継いで蔵元となった尾畑さん。都会と地方、両方の暮らしを経て、気づいたことは――?

 「都会の良さは、何事も便利で効率的なこと。佐渡島で移動するには車が必要だし、何をするにも時間がかかりますから。また、都会では情報とお金が回っている。教育の機会が豊富。医療が充実しているところも長所ですね」。

 一方で、地方の良い点は、「新鮮な食材や美しい自然、安全な環境などのように、都会で暮らす人がわざわざお金をかけて手に入れているものが、目の前にあること。さらに、育児はしやすいし、元気に仕事をしている高齢者が多いように感じます」。

 「都会と田舎の長所・短所は表裏一体」と語る尾畑さん。都会は教育の機会が豊富だが受験戦争は厳しく、地方では教育の機会は都会に比べると少ないが、自然の中でのびのびと感性を育てることができる。都会では保育所への入所を待つ待機児童が多いが、地方では待機児童はいないし、近所の人たちが子育てに手を貸してくれる。

 とはいえ、そんな尾畑さん自身も「田舎が嫌いだったときもある」。

 高校を卒業するまでは、目の前の自然豊かな佐渡の景色より、刺激的で未知なる世界が広がる都会のほうが魅力的だった。

地方VS都会ではない 佐渡島と世界をつなぐ仕事ができる幸せ

 尾畑さんが佐渡島に戻ったときに掲げていた目標は、「島と世界をつなぐ酒蔵にすること」。お酒を直接輸出し始めてからは、佐渡島に輸出先のパートナーが来たりと、海外からのお客さんの訪問が次第に増えていった。

 「海外のパートナーは、一面に広がる田んぼの中を通るだけでワンダフル!と喜んでくれる。 佐渡島の食材を食べて感動してくれる。そういう姿を目の当たりにして、自分の住む佐渡島にここにしかないものがあること、その希少性と魅力に気づいたんです」。

 単純に、地方=佐渡島 VS 都会=東京という対立ではない。佐渡島にいながらにして直接世界とつながる実感が持てたことで、佐渡での生活が一気に面白く感じるようになったという尾畑さん。

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