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「65歳までの貯蓄目標」 意味がないその理由

2018年1月26日

働いて収入を得られれば、早くから「守り」に入らなくてもよい

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 「親世代の常識」は「私たちの非常識」といえるほど、社会情勢は日々変わってきています。これからの時代、アラサー女子が目指してはいけない「3テーマ」についてセゾン投信社長の中野晴啓さんにインタビューを敢行しました。今回のテーマは「65歳までに老後資金としていくら必要か」です。聞き手は、働く女性のマネー事情に詳しいFP(ファイナンシャル・プランナー)の高山一恵さんです。

『定年退職』という未来 期待してはいけないその理由」(1月25日公開)
「『65歳までの貯蓄目標』 意味を無くした理由」(この記事)
「『人並みに生きる』 目指してはいけないその理由」(1月27日公開)

定年までにはいくら貯金すればよい……? (C) PIXTA

「いつまでにいくら貯める」は意味がなくなる?

高山さん(以下、敬称略):今回は「65歳までにいくら貯蓄すべき」という目標についてお聞きします。

中野さん(以下、敬称略):前回記事・「定年退職」という未来 期待してはいけないその理由 でもこのテーマには少し触れましたね。現在の一般的なマネープランニングは、定年を迎える65歳までに老後資金としていくら準備しておくべきか、というのが主流ですが、人生100年時代を迎えて、人々が70歳、80歳まで働く時代になると、意味がなくなりますよね。

高山:そうですね。私たちファイナンシャル・プランナーも「65歳までにいくら貯める」という提案をするケースが多いのですが、その考え方自体、見直す必要がありそうです。とはいえ、企業の採用を見ていると、働く上での「年齢の壁」はまだ根強くある気がします。特に女性はそう感じている人が多いのではないでしょうか。

中野:僕はこの「年齢による採用」はナンセンスだと思っていますが、残念ながら多くの企業で「年齢の壁」があるのは事実です。ただ、やはり人口が減少していく中で労働力を確保するためには高齢者の労働力はとても重要で、企業側もそんなことを言っていられなくなるはず。実際、70歳、80歳でも能力が高く、気力も充実している人はたくさんいますからね。年齢というよりは、「個人の能力」によるところが大きいと思います。

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