アメリカに何を求めて大行進?

 25人ほどのグループメンバーがコネチカット州やニュージャージ州から集まるのを待っていたカツヤ・コラソさんは、ブルックリン在住。

カツヤ・コラソさん
カツヤ・コラソさん

 ブロードウェイの舞台に立つ夢に向かって、大学院でパフォーマンスを勉強中だという彼女。

 「私が求めるのは、アメリカの自由。大学院には、メキシコやプエルトルコなどの南米やアジアから来ている学生もたくさんいて、みんな成功のチャンスをつかむために一生懸命頑張っているわ。確かに親が不法移民というケースもあるけれど、それぞれ出身国の政治的、経済的な事情があってのこと。アメリカで育った次世代の人々を脅かすトランプの方針には反対です」と語ってくれた。

 また、マンハッタン在住のインテリアデザイナー、ディーン・ホルディマンさん(男性)は、「トランプ大統領になって、今までに市民が勝ち取ってきた権利、例えばLGBT、中絶などの権利がはく奪されることを最も恐れている」と話す。

思い思いのプラカードを持った人々
思い思いのプラカードを持った人々
被り物をした参加者の姿も
被り物をした参加者の姿も