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占いにすがる30代の孤独 「将来どうする?」は禁句(4/4)

2017年5月19日

実家住まいの派遣社員・手取り月20万円でも幸せだったのに

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人生は「らせん階段」のようなもの

ニケ ちなみに薫さんは、どうやってギャップエイジを乗り越えたんですか? ニケは悶々モードに入っちゃうと……、とりあえず寝ちゃえ~ってベッドに入るんですけど、なかなか眠れなくて……。

カワイ でも、気付くと朝なんでしょ? (笑)

ニケ そ~なんですぅ~。

カワイ ……私は「落ち込むときはトコトン落ち込む」って決めて、一人カラオケで暗い歌を歌いまくったり、泣く映画を見まくったり、「これ以上落ちない」ってくらい暗くなるようにした。すると暗い自分に飽きて、逆に元気になってたように思います。

ニケ そこから大学院に行くわけですよね? 33歳派遣スタッフさんと一緒でニケも「夢や希望が持てない」。でも、薫さんは「夢見る力は萎えなかった」ってことなんですか?

カワイ いいえ、一切なかった。不安の塊しかなかった。

ニケ でも、東大行って学者さんになったじゃないですか。

カワイ そこなのよ、ソコ。つまりね、もし人生に道というものがあったら、それは真っすぐじゃなく、「らせん階段」のようなものだと思うの。

 30代のギャップエイジの悩みは、何度考えても答えが出ないこと。私も、何度も同じことでへこみ、何度も似たような失敗をし……、出口のない回廊をグルグル回っていました。

グルグル回っているようで、確実にワンランク上を進んでいる (C) PIXTA

 でも、人生は「らせん階段」だから、グルグル回っているようで、実は進んでいる。悶々を繰り返していても、らせん階段だから確実にワンランク上を回っている。ある日突然、それまで見えなかった遠くの湖が見える瞬間が必ず来ます。「うわぁ~、すごい!」って感動するような景色に、必ず出合います。

 私もある日突然、目の前に光が見えた。それが大学院進学でした。

 33歳派遣スタッフさんも、ニケさんも、考えるのをやめて、時の流れに任せてみてください。それである日「すごい!」って何か感じたら、その気持ちに従って一歩踏み出してください。

ニケ う~ん、でも何も考えないで過ごして、後悔しないか心配です……。あのときやっとけばよかった~、とか?

カワイ だ・か・ら~、人生はらせん階段だから、後悔するのもそのらせん階段を上った結果なのよ。何かを考えて行動していても「あのときやらなきゃよかった~」ってなりますよ。

ニケ 分かりました! 33歳派遣スタッフさん。ギャップエイジの先に「キラキラの湖」があると信じて、楽~に頑張りましょう! ニケも悶々タイムを楽しみます! 皆さんもね~。

カワイ は~い、また来週~!

文/河合薫 写真/PIXTA

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Profile
河合薫
河合薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D)。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などで活躍後、東京大学大学院に進学。「人の働き方は環境がつくる」をテーマに、600人超のビジネスマンをインタビューし、学術研究に従事。講演、執筆活動も行う。新刊に「面倒くさい女たち」(中公新書ラクレ)。メルマガ「デキる男は尻がイイ―河合薫の社会の窓」。
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