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癒やしあり涙あり……働き女子 年末年始の必読本5選

2016年12月27日

年末年始に読みたい本(1) 芥川賞からトランプ旋風まで!

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さて、時はすっかり年末モード。通勤時間はついついスマホをチェックしてしまい、なかなか本を読む時間がない……という人も、年末年始は暖かい部屋でじっくり読書をしてみてはいかがでしょうか。日経ウーマンオンライン編集部がセレクトした、年末年始におすすめの書籍を2回に渡って紹介します。1回目は2016年に発売された書籍を中心に、働き女子にオススメの5冊をセレクト。読んだ後に考えさせられるものや心がホッと温かくなるもの、思わず涙してしまうような作品まで、内容はさまざま。あなたのお気に入りの一冊が見つかりますように。

まとまった時間があるときに、じっくり読書に没頭するのも一興です (C)PIXTA

町山智浩『さらば白人国家アメリカ』

アメリカの今が見える!

 2016年11月に行われたアメリカ大統領選挙。多くの専門家の予想に反し、ドナルド・トランプ氏が当選したことに驚いた読者も多かったのでは? 本著は、アメリカ在住の映画評論家でコラムニストの町山智浩さんが、予備選の模様から大統領選の直前までをリアルタイムでレポートしたコラムです。

 トランプ旋風はどのように巻き起こったのか。それでもヒラリー氏優勢と信じられていたのはなぜなのか。新聞やテレビなどの報道をつぶさにチェックし、時には候補者の演説にも足を運んだ筆者のレポートから、大統領選の裏側が見えてきます。

 また、無所属の社会主義者やトランプ氏以上に失言を連発したアフリカ系天才外科医など、日本ではあまり報じられなかった他の候補者たちも実にユーモラスに紹介。政治関連の本とは思えないほど、クスリと笑わせられる記述も満載です。

 中でも特に読者の皆さんに勧めたいのが、女性の権利を主張するため、13時間休むことなく演説を続けた女性議員(10代当時でシングルマザーを経験)について書かれた章。町山さんは信念を持って戦う女性を応援するスタンスを取っており、『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』(マガジンハウス、2014年)という書籍も出版しています。本著における、この女性議員への温かい目線は必読。トランプ氏が正式に大統領に就任する前に、アメリカの今を知り、日本とアメリカのこれからの関係について考えてみてはいかがでしょうか。

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