働く女性はどんなドラマが好きなのか。ウーマンオンラインではアンケートを実施。「ここ数年でハマった女性が主役のドラマはありましたか?」という質問に回答してもらった。すると、視聴率だけでは分からない、女性に支持された作品が見えてきた。(調査期間:2016年10月1日~31日、回答数511人)

私たちが本当に面白かったドラマはこれだ

 近年、ドラマ視聴率の低下が話題になることが多いが、根強いドラマファンがいることも事実。女性の心に響いた印象的な作品にはどんなものがあるのか。アンケートの結果を見ていこう。

同点9位 重版出来!/ダメな私に恋してください

 『ダメな私に恋してください』(16年1月期/TBS)、『重版出来!』(16年4月期/TBS)が同点9位。

 ほかに、12位には『5 → 9 ~私に恋したお坊さん~』(15年10月期/フジテレビ)や、同点12位『きょうは会社休みます。』(14年10月期/日本テレビ)、15位に『せいせいするほど、愛してる』(16年7月期/TBS)と、上位の恋愛ドラマはコミック原作がほとんど。コミカルな作風が多いのも特徴と言える。

 恋愛ドラマに関しては、シリアスなオリジナル作品よりも、気軽に見られるものに支持が集まる結果となった。比較的重いシーンが多かった『せいせいするほど、愛してる』では、「ありえないセリフに笑いながらも、いつか彼から言ってもらいたい言葉があった(40歳/その他 総務/独身)」という意見があることから、多少ツッコミどころがあることも、悪い要素ではなさそうだ。

8位 ノンママ白書

 鈴木保奈美が子どものいない50歳のヒロインを演じた『ノンママ白書』(16年8月~9月/東海テレビ・フジ系)が8位にランクイン。

 「独身女性の仕事における負担が共感できた(46歳/その他サービス 経理・人事/独身)」「年代が一緒なので共感する部分が多かった。働く女性なら多少感じてきた事を代弁してくれていて、気持ちが良かったです(51歳/金融・証券・保険 一般事務・営業事務/既婚(子どもなし)」と、自分を投影して楽しむ人が多かったようだ。

7位 逃げるは恥だが役に立つ

『逃げるは恥だが役に立つ』 最終回は12月20日(火)10時00分から15分拡大放送
『逃げるは恥だが役に立つ』 最終回は12月20日(火)10時00分から15分拡大放送

 現在放送中の『逃げるは恥だが役に立つ』(16年10月期/TBS)が7位に。視聴率でも、第10話で17.1%にまで上昇するほど、回を追うごとにファンを増やしている。

 求職中の森山みくり(新垣結衣)と、恋愛経験のない津崎(星野源)が、互いにメリットを感じて契約結婚し、一緒に住むうちに男女として意識しだす姿がコミカルに描かれる。

 「契約結婚という形態は現実的ではないと思いますが、最終的にどうなるか楽しみ(30歳/IT・通信/営業/独身)」といったストーリーの面白さはもちろんのこと、「ガッキーが超絶可愛い(36歳/既婚(子どもあり)」と、主人公を演じる新垣に夢中になる人が続出している。